大般若祈祷会とは西遊記で有名な玄奘三蔵法師がインドから中国に持ち帰り翻訳した大般若経をもちい世界平和、国家安全や檀信徒の家内安全、心願成就など祈願する法要です。 寺宝の大般若経六百巻が宝蔵より出され本堂に準備されます。
二台の太鼓にあわせて読経。 僧侶の前につまれた経本が次々と読誦されます。 しかし、読誦とはいっても転読といってお経を高く揚げてパラパラと転じることによって経を読むのと同じ功徳を得る方法です。
これによって全六百巻もの尊いお経の読誦を行なうことが可能となるのです。